ここ数年で、会社のスタッフ、人材確保のためのホームページ制作の話を何件か伺っています。
特に、医療や介護の業界、工場関係。
昔は、売り上げのために、ホームページを欲しがる人が多かったのですが、今は、逆に売れて困る!人材確保のためにホームページを作りたい!そんな会社も実際に多く存在します。
私もそこまで、深く考えた事がなかったのですが、今、こんな田舎で立て続けにそういう話が来るので、追求して考えなければならない点かと考えています。
では、具体的にどんなホームページを作れば、人材確保に有利になるのか?という点で書きます。
 

数字がわかる

人間の心理として、自分が貰えるお給料や手当、残業時間や休日、休憩時間などの数字が明確であるかは必ず必要となります。まずはここが明確に見えないと、一番最初につまずきます。
 

福利厚生

ここの会社に入るメリットのようなものだと思います。新人、若い人に「福利厚生」という言葉は理解できません。ですからそこをわかりやすくして、この会社で働くメリットを伝える必要があります。
 

会社としての実績、信頼要素

会社の知名度があれば問題ありませんが、新人や若い人に浸透している会社っていうのは、なかなかありません(特に田舎)。
そのために、会社の信頼要素として、実績が必要になります。
例えば、創業年数やどんな仕事のパートナーがいるか?
ということでも信頼要素になります。
なんかすごいかも!って思える実績は全て書きましょう。
自分が働く会社は優秀であってほしいです。
他人に自慢できる会社にあってほしいです。
そういう要素をしっかり入れましょう。
 

自分が働く環境として未来が想像できるか?

楽しそうである、クリエイティブである、働けば働くほど給料が増えそうだ。
スタッフに応募する前は、人間の心理欲求として、必ず「この会社で働くと未来はどうなるか?」を考えます。
ですから、近い将来のスタッフ像をイメージできるようにホームページに配置してやることはとても大切です。
スタッフの声もそうですが、各行事の様子や活動など。
ワクワク感を伝えるために、本物の人物をたくさん入れて見せていきましょう。
 

とにかく自己中がやってくるホームページ

人材採用のホームページは、イメージ的に結婚相手を探すような気持ちで観覧されていると思います。
結婚相手に求めるものといえば、見栄え(容姿)、年収、仕事内容。そういうのに加えて、信頼や趣味などの内面的な要素があります。
それを自分目線でふるいにかけます。
その中で最も大切なのが、見栄え(容姿)だと言われており、ほとんどの人は、何かをまず9割、見た目(雰囲気)で決めてしまうと言われています。
年収が書いてあっても、写真のないお見合い相手に会いたいかといえば、そんなことはありませんよね。
要するに、採用サイトのデザインの差でも、ふるいにかけられているということになります。
また、求人応募を考えている人がスマホでホームページを見ているのに、スマホに対応していないだとか、、、
自分が働きたいと思えないデザインでは意味がないのです。
求人採用サイトを考える時は、まず自分が会社で働く新人の気持ちになって考えてみてはいかがでしょうか?