ホームページを作る方法は、以前より増えました。専門知識がなくても作れるサービスや、AIを使って短時間でページを作る方法もあります。
それでも、まだまだ、会社のホームページを作るなら、WordPressは今も有力な選択肢です。
では、WordPressの何が強いのでしょうか。これは、単に「自社で更新できるから」ではありません。
WordPressには、ホームページに必要な機能を効率よく開発できる土台があり、会社の成長に合わせて機能や情報を増やせます。そして、公開した事例や知識を自社の資産として残していける最も簡単な方法だと考えています。
WordPressは今も世界中で使われている
W3Techsの調査では、2026年8月28日時点で、WordPressは全Webサイトの40.7%で使われています。使用している管理システムが分かっているサイトに限ると58.9%です。
利用者が多ければ、それだけで優れているとは限りません。
ただ、WordPressは20年以上にわたって使われ、その間も開発が続いています。2026年8月にはWordPress 7.1が公開され、管理画面や編集機能、スマートフォンに合わせた表示設定なども改善されました。
対応できる制作者が多く、開発資料や追加機能も豊富です。特定の制作会社にしか触れない独自の仕組みと比べると、長く使い続けるための環境が整っています。
今回はWordPressgがホームページ制作でとても良いと思える強みと資産になる理由を書きます。
一から作らなくても高機能なサイトを開発できる

WordPressには、ホームページの運営に必要な機能があらかじめ用意されています。ページや画像の管理、下書き、公開予約、編集履歴、利用者ごとの権限設定などです。
これらをすべて一から開発すると、多くの費用と期間がかかります。WordPressを土台にすれば、基本機能を作り直す必要がないため、その会社に必要な部分へ時間と費用を使えます。
この仕組みをAIでシステム化したとしても結局、同じ機能を作ることになります。だったら、もともとあり、さらに無料のシステムを使ったほうが結局のところ効率がよくなると言うわけです。
WordPressは「誰でも簡単にホームページを作れる仕組み」というより、「一から作らなくても、会社に合った高機能な仕組みを開発できる土台」と考えるのがいいと思います。
会社の成長に合わせて作り替えられるのがいい
ホームページを公開した時点で、将来必要になる機能をすべて予測することは難しいものです。
最初は会社案内だけでよくても、数年後には採用情報、制作事例、予約、会員向けページなどが必要になることがあります。
WordPressなら、現在のサイトを土台として、事業の変化に合わせてページや機能を追加できますし、ブログなどを残したうえでデザインの変更ができます。
ただし、最初の作り方が複雑すぎると、後から変更しにくくなります。将来の追加を考え、シンプルなテーマを使って必要な機能だけを組み込むことが大切です。
会社唯一の情報を自社に残せる

SNSへ投稿した情報は、多くの人と出会うきっかけになります。しかし、時間がたつと新しい投稿の下へ流れ、利用条件や表示方法が変わることもあります。
WordPressなら、サービス、事例、よくある質問、代表者の考えなどを、自社のホームページに整理して残せますし、場合によっては、古い情報もAIが読み取るようになり資産となります。
WordPress公式も、自分のホームページ、掲載内容、データを自分で所有できることを特徴として挙げています。
外部の発信サービスを入口として使い、詳しい情報は自社サイトへ蓄積する。この使い分けができることも、WordPressの強さです。
ホームページを育てられる
ホームページを作って公開しただけでは情報の物置になってしまいます。
一方で、お客様からよく聞かれる質問を記事にしたり、完成した事例を追加したり、サービス内容を見直したりすると、少しずつ会社の情報が蓄積されます。
たとえば、数年前に掲載した制作事例を検索で見つけた人から、「同じようなものを作れますか」と相談を受けることがあります。
広告は掲載を止めると入口も止まりますが、自社サイトに掲載した情報は残ります。過去に作ったページが、数年後も検索やAIを通して新しいお客様との接点になる可能性があります。
毎週記事を書く必要はありません。
新しい事例ができたとき、お客様から何度も同じ質問を受けたとき、会社の中に生まれた情報を少しずつ追加する。その積み重ねが、ホームページを置物から資産へ変えていきます。
WordPressにリスクがないわけではない

いろいろ利点を書きましたが、WordPressは自由に機能を追加できる反面、作り方によって差が出ます。
多機能なテーマに複数のプラグインを重ねると、表示が遅くなったり、不具合の原因を特定しにくくなったりすることがあります。
また、本体、テーマ、プラグインの更新、バックアップ、不正ログインへの対策も必要です。
また、同じWordPressでも、制作会社によって次のような差が出ます。
- 必要な機能だけで軽く作れるか?
- スマートフォンでも速く表示できるものを作れるか?
- 更新や不具合に対応できるか?
- 数年後の追加や変更を考えているか?
- オリジナルのテーマが作れるか?
WordPressだから安心なのではなく、その強みを生かせる作り方と管理が必要です。
WordPressは作ってから価値が始まる
WordPressの強さは、簡単にページを作れることだけではありません。
ホームページに必要な基本機能を使いながら、会社独自の仕組みを開発できること。事業の変化に合わせて作り替えられること。そして、会社の事例や知識を自社の情報として積み重ねられることにあります。
ただし、公開後に使わなければ、WordPressで作ったホームページも置物になります。
公開時には少なかった事例が増え、お客様への回答が記事になり、過去のページが新しい相談の入口になる。そこまで考えて作ることで、WordPressは会社に残る資産として働き始めます。
福山市でホームページ制作・WordPress制作をご検討の方へ
株式会社MUDORA run partyでは、広島県福山市を拠点に、ホームページ制作、リニューアル、WordPress開発、公開後の保守・運用を行っています。
見た目だけでなく、何を掲載し、誰がどこを更新するのかを整理し、公開後も使い続けられるホームページを設計します。
WordPressが必要か分からない段階でも、ホームページの目的や今後の使い方からご相談いただけます。
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※利用率はW3Techsの2026年8月28日時点の調査、開発状況はWordPress 7.1公式発表、データ所有に関する説明はWordPress公式サイトを参照しています。



