はじめて「売る」人のためにネットショップ開業前に試しておきたい現実的なネット販売5つの方法

ネットショップ制作

「ネットショップをやってみたい」と思ったとき、最初から制作会社に依頼して本格的なショップを作る必要はありません。

売った経験がない場合は、まず自分で始められる方法で「売る」という行為を経験することが重要です。

小さく試し、手応えを確認してから、必要に応じてお金と時間をかける判断をすると、無駄が出にくくなります。

数年前のように
「出店すれば自然に売れる」という状況ではありません。
現在のネット販売は、事前の確認と段階的な進め方が求められます。

売ったことがない方は、
「作る」よりも先に「売る」ことから始めるのが現実的です。

1.メルカリ

メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ

メルカリは、最も手軽に「売る体験」ができる販売サービスです。
ネットショップを作る前段階として、非常に現実的な選択肢です。

アプリをインストールすればすぐに始められ、商品登録から出品、販売までをスマートフォンだけで完結できます。専門知識や事前準備はほとんど必要ありません。

メルカリが向いているケース

メルカリは、次のような方に向いています。

  • これまで一度もネットで売ったことがない

  • まずは「売れるかどうか」を知りたい

  • 初期費用を一切かけたくない

  • 操作はスマートフォンだけで済ませたい

特に、価格を決めて出品し、反応を見るという販売の基本を体験するには適しています。

今の販売市場との相性

現在のネット販売では、購入の多くがスマートフォン経由で行われています。

メルカリは、そのスマートフォン市場を前提に設計されているため、
「今の売り方」を感覚的に理解しやすい環境です。

パソコン向けの画面や操作に慣れていなくても、販売の流れを把握できます。

注意点として知っておきたいこと

メルカリは手軽な反面、

  • 価格競争になりやすい

  • ブランドやショップの世界観は作りにくい

  • 継続的なショップ運営には向かない

という特徴があります。

そのため、メルカリはネットショップの代わりではなく、準備段階の手段と考えるのが適切です。

2.アマゾン

31 Jul 2014, Shanghai, China --- --FILE--The logo of Amazon is pictured at the stand of the American e-commerce giant during an exhibition in Shanghai, China, 31 July 2014. Amazon.com Inc has opened an online store on Alibaba Group Holding Ltd's fast-growing online marketplace, Tmall.com as it seeks to expand in China, an Alibaba spokesman said. Alibaba's Tmall offers virtual storefronts and payment portals to merchants. Several western retailers, including Zara owner Inditex, Britain's Burberry and ASOS, have joined TMall this year as they look to boost their presence in China. Imported food, shoes, toys and kitchenware are listed on Amazon's store, one of the many on Tmall that sell brand-name goods to Chinese shoppers. Amazon also operates its own e-commerce site in China. --- Image by © Imaginechina/Corbis

Amazonは、すでに購入者が集まっている販売市場に商品を出せるサービスです。
自分で集客を行わなくても、販売テストができる点が大きな特徴です。

初心者であっても、商品登録を行えば、大規模なオンライン市場の中で販売を始めることができます。

Amazonが向いているケース

Amazonは、次のような方に向いています。

  • 自分で集客する前に、まず売れるか確認したい

  • 商品そのものの需要を確かめたい

  • ブランドや世界観より、販売実績を優先したい

  • 多少の手数料がかかっても構わない

特に、「この商品は需要があるのか」を確認する目的には向いています。

知っておきたいポイント

Amazonでは、

  • 商品ごとに共通の商品ページが存在する

  • 価格や条件で比較されやすい

  • 写真や説明文の自由度は高くない

という特徴があります。

そのため、
「お店としての表現」よりも「商品単位での評価」が重視されます。

3.BASE

BASE(ベイス) ネットショップを無料で簡単に作成

BASEは、無料でネットショップを開設できる代表的なサービスです。
操作が比較的わかりやすく、初心者でも短時間でショップを公開できます。

初期費用や月額固定費がかからないため、
「まず一度ネットショップを作ってみたい」という段階で選ばれやすいサービスです。

商品登録、決済設定、公開までの流れが単純で、専門的な知識がなくても始められます。

BASEが向いているケース

BASEは、次のような方に向いています。

  • 自分のお店という形を持ってみたい

  • 商品数は少なめでよい

  • ホームページやブログ、SNSから誘導できる

  • 将来的にショップを育てる可能性がある

「売る体験」だけでなく、「ショップを運営する感覚」も同時に確認したい場合に使いやすい選択肢です。

注意点として知っておきたいこと

BASEは、ショップを作っただけでは売れません。

  • 検索からの流入は弱い

  • 集客は外部から行う前提

  • 何もしないとアクセスがほぼ発生しない

そのため、BASEは集客手段をすでに持っているかどうかで、向き・不向きが分かれます。

4.STORES

ストアーズ

STORESは、ネットショップを最短・最小の手間で始められるサービスです。
操作画面が非常にシンプルで、初心者が迷いにくい設計になっています。

初期費用は不要で、アカウント作成から商品登録、販売開始までを短時間で行えます。
専門的な知識がなくても、「商品を登録して売る」という一連の流れを体験できます。

STORESが向いているケース

STORESは、次のような方に向いています。

  • とにかく早くネットショップを動かしてみたい

  • 設定項目が多いと不安になる

  • デザインや細かい調整は重視していない

  • 少量の商品で販売の流れを確認したい

考えることが少ない分、「売ること」に集中しやすいのが特徴です。

注意点として知っておきたいこと

STORESは簡単に始められる反面、

  • デザインの自由度は低め

  • 検索からの集客は期待しにくい

  • 本格的な運営には機能面で物足りなくなる可能性がある

という側面もあります。

そのため、STORESは長期運営のための完成形というより、ネットショップの流れを体験するための入口と考えるのが適しています。

5.YAHOOオークション

ヤフオク

Yahoo!オークションは、
短期間で販売の反応を確認しやすいサービスです。
出品後、比較的早く結果が出やすい点が特徴です。

アプリから簡単に出品でき、特別な準備をしなくても販売を始められます。

Yahoo!オークションが向いているケース

Yahoo!オークションは、次のような方に向いています。

  • 早く売れるかどうかを知りたい

  • 相場を調べながら価格調整をしたい

  • 少量の商品でテストしたい

  • スマートフォン操作で完結させたい

販売結果が分かりやすく、価格設定や需要の把握に向いている方法です。

注意点として知っておきたいこと

Yahoo!オークションでは、

  • 価格が上下しやすい

  • 継続的なショップ運営には向かない

  • ブランドや固定客づくりは難しい

という特徴があります。

そのため、長期的な販売拠点ではなく、テスト販売や相場確認の手段として使うのが適しています。

結論|どれを選べばいいかの判断フロー

ネットショップを始めたいと思ったとき、
重要なのは「何を使うか」よりも
**「今、自分がどの段階にいるか」**を見極めることです。

以下の順で考えると、判断しやすくなります。

① まだ一度も売ったことがない場合

まずは、売れるかどうかを確認することを優先します。

  • スマートフォンだけで完結する

  • 初期費用がかからない

  • 出品後すぐに反応が分かる

この条件に合うのは、

  • メルカリ

  • Yahoo!オークション

です。

ここでは「たくさん売る」ことよりも、
売れる・売れないを体験することが目的です。

② 商品の需要を確かめたい場合

自分で集客する前に、市場そのものに商品を出して反応を見たい場合は、

  • Amazon

が向いています。

価格競争や条件比較は発生しますが、「この商品に需要があるかどうか」を短期間で判断できます。

③ ネットショップの形を体験してみたい場合

「売る」体験に加えて、
自分のお店を持つ感覚を知りたい場合は、

  • STORES

が適しています。

設定項目が少なく、迷わず公開できるため、ネットショップの全体像を把握しやすい段階です。

④ 将来を見据えて軽く運営を試したい場合

ショップ運営も視野に入れながら、小さく始めたい場合は、

  • BASE

が候補になります。

集客は必要ですが、「売る+運営する」の両方を試せる点が特徴です。

まとめ

今回紹介した5つは、
「優劣」ではなく役割が違う選択肢です。

  • まず売る体験をする

  • 次に市場で反応を見る

  • その後、ショップを持つか考える

この順番で進めることで、

  • 無駄な制作費をかけず

  • 合わない方法を早めに見極め

  • 自分に合ったネット販売の形を選ぶ

ことができます。

ネットショップは、作る前の判断がいちばん重要です。

いきなり作らず、まずは売ってみるところから始める。
それが、初心者にとって現実的な進め方です。

最後に

今回ご紹介した5つの方法は、いわば「練習」や「テスト」の段階です。 これらを試していく中で、

  • 「思ったより売れるから、もっとブランド化して高く売りたい」

  • 「自分一人で管理するのが大変になってきた」

  • 「SNS広告や本格的なSEOで、もっと広く知ってもらいたい」

そんなフェーズが必ずやってきます。その時こそが、独自のネットショップを構築したり、本格的なマーケティング戦略を練るタイミングです。

厶ドラ ラン パーティーでは、「どのツールで始めるべきか」というご相談から、本格的なShopify等でのショップ構築、売るための写真撮影のアドバイスまでサポートしています。

「まずは何から手をつければいい?」と迷ったら、お気軽にご相談ください。あなたのビジネスの「今の段階」に合わせた最適なステップを一緒に考えます。