月商4000万円ショップに聞いた、ネットショップ運営のコツ

運営のコツ ネットショップ制作

月商4000万円、毎年8~30%ずつ売り上げが伸びているネットショップをお持ちの
弊社のお客様、有限会社コバヤシデンソ-の
代表、小林さんに、WEBデザイナー村上がお話を聞きました。
 

どんなネットショップをしているの?

キカイヤ 工具のKikaiya ツールショップ
KIKAIYAという、工具関連の販売をヤフオクヤフーショップ楽天自社サイトにて販売しています。
実は、弊社の一番最初のお客様なんです。
 

ネットショップを始めたきっかけは?

2000年、当時、有限会社コバヤシデンソーは、機械設備の据え付け及び修理業として生業をたてていました。
 
今の代表の小林さんのお父様が、
飲み屋情報で『YAHOOオークションというものがあるらしい』
と聞きき、その話を聞いた小林さんは、とても関心を持ったそうです。
 
ISDNを繋いで2002年メールができるようになり、
やっとの思いで、写真取り込めるようになり、
ヤフオクにて中古機械の販売からはじめました。
当時は中古機械の需要があり、高く売れたそうです。
 
ネットショップは2003年開始。
ネットで販売されていない、タイヤチェンジャーに目をつけるも、
日本の卸売業者からは、実店舗がないので断られました。
 
しかし諦めなかった小林さんは、海外から仕入れようとイタリアをネットで調べ、
メールでやりとりをして、仕入れをはじめたそうです。
もちろん、コバヤシさんは、イタリア語なんてできないんですけどね。
 
カラーミー(自社ショップ)とヤフオクで販売し、
すぐに売上が1ヶ月5〜6台 100万円へ。
 
2004年に中国の時代がくると踏んで、中国へ行くも、
クォリティーが低く、仕入れられるような商材はなかったようです。
 
2005年に起業前の村上がお仕事をもらうことに。
その後、中国から、工具箱とハンドパレットなど一部の商品を入れ売り出してみました。
仕入れにはたくさんの難があったものの、仕入れ商品を増やし
その後、YAHOOショップ、楽天ショップに参入。
 
2005年に自社倉庫だけだったものが、現在4件の倉庫を所有。
家族スタッフしかいなかったのに、どんどん人数も増え、
WEBスタッフも増えています。
 

販売のコツを教えてもらいたくインタビューしてみました

有限会社コバヤシデンソー代表の小林さん

有限会社コバヤシデンソー代表の小林さん


村上
今日はよろしくお願いします。うちのホームページのためにすいません。
 
小林
いえいえ、これで村上さんのホームページに貢献できるなら(笑)
 
村上
本当にすいません(汗)ではさっそく。。。
ネットショップをここまでするのに大変だったことってなんですか?
 
小林
とにかくやってみないとわからないから、いろいろやってみました。
2005年当時は仕入れする中国のページが開かず、ほとんど毎晩夜更かししましたし、届いた商品が違うなどで、トラブルだらけの毎日でした。
 
村上
ああ、なんかそんなことを当時言ってましたよね。。。
ほとんど寝ないでやってたんですよね。
昔から、自社でいろいろやられてましたが、
これまで、広告も使って売ってるんですか?
 
小林
いっとき、広告は使いました。
その時だけ、問い合わせは増えるんですが、ポンと売り上げが伸びたら、海外仕入れの問題もあり、その後のバランスが悪くなるし、続かない。
結局、じわじわやる、細々やる方が潰れないと気が付き、今は広告を使っていません。
 
村上
そうなんですか、、、いつか、「売り上げが上がったら困る」っていってましたもんねぇ(汗)
 
小林
広告はやめてしまうと、後が続きません。だったら最初から、後が続く方法を考えてやったほうがいいですよ!
村上
長年やってるだけありますね!
ところで今は、どのショップが一番売れていますか?
 
小林
自社自社ショップ(カラーミー)が伸びてきています、あとヤフーショッピングも伸びました
村上
カタログ作って配った甲斐がありましたね!あれには私も苦労しましたが、今は自社でカタログ作ってるんですね。
 
小林
変更が多いので、自社でなんとかやってますよ!
村上
よかったです^^
では次の質問ですが、ネットショップの経営では何が大切だと思いますか?
 
小林
ずっと、経営について考え続けることですよ。
儲かるからやるでは倒れます。
それから、ライバルを作るのも良いです。
あそこがやれるなら、自社もできる!って思いますからね。
毎日どうやったら売れるか、とことん考えます。
 
村上
さすがですね。。。
今の経営の方針はどういった感じですか?
 
小林
商品力を上げる」ことです。
商売は何でも、お客様との真剣勝負です。
今のお客様は、目が超えてるし、生半可なものじゃない!
必死さが大切だから、日々自分を追い込んでます。
社員一人一人には、検品の徹底を促してますし、
商品ページもしっかり一ページずつ確認をしています。
いろいろ苦労しますが、スタッフには、毎日「楽しく仕事」することを勧めています。
 
村上
え、どうやって楽しく仕事するんですか?
 
小林
スタッフに「なんか楽しいこと言え」って言うんですけどね、、、なかなか言わなくて、、、
 
村上
小林さん、、、
それって、、、
法律的に大丈夫ですかね(笑)
 

インタビューを終えて

小林さんは、昔から「やったことないことはやってみる」思い立ったらすぐ行動の人です。
中国へ何度も足を運び、商品には現在自社ロゴを入れています。
もともと、電気工事関係の会社だったのが、現在はそれをやめ、ネットショップと電気卸供給事業を行っています。
 
小林さんが私に教えてくれたことは、簡単にモノを売ろうとするのではなく、考え抜き、本気でお客様とぶつかるということ。常に挑戦し続けること。でした。
 
私が小林さんの会社に頻繁に通っていた頃はもう随分まですが、いつもクレームの電話が鳴っていたのを知っています。
仕入れのレートでこまめに値段の変更をしているのも知っています。
最初に出会った時、10商品くらいだったものが、この11年間でなんと600を超える商品数になっていました。
これまでとっても努力されてきたからだと思います。
 
小林さんのネットショップのすごいところは、
初年度から常に売り上げを伸ばし続けているところ。
これが当たり前の会社はほとんどないと思います。
小林さんの会社は常に成長しているということなんですよね。
 
私も見習って、商品数を増やし、売り上げを伸ばしていきたいと思います。
今回は本当にありがとうございました!