ホームページ制作でよくある悩み。
「ホームページってよくわからない!」「素人でどうしていいかわからない!」
と、考えている人のために、損をせずにホームページが作れるよう、助言を書きます。
まずは、これを読み、ホームページ制作会社の2、3社に無料相談。
一番感じがよかったところに頼んでみてはいかがでしょうか?
1、ホームページは簡単に作れません!
ホームページ制作は、簡単に、パパッと作れてしまうイメージがあると言う人もいますが、ホームページはそんなに簡単に作れません。
まず、企画や構成を考えます。ここで重要なのが、マーケティングになります。制作した後の仕組みがなければ、ホームページを作っても、価値の薄いホームページで終わってしまいます。
そして、トップページのデザインだけでも、だいたい3日以上はかかります。PC、タブレット、スマートフォン、それぞれを考えないといけないからです。
その後、HTMLというプログラムで組み立てます。そして、その後、システムに載せる作業があります。
だいたいが3〜4段階作業があるので、お客様に情報を集めてもらったりしていると、2〜3ヶ月は平気で制作期間で費やします。
簡単にパパッとホームページが作れるということはありません。
2、ホームページ制作会社は作るプロで、売るプロではない
ほとんどのホームページ制作会社が、ホームページでの販売を経験したことがありません(たとえ自分でネットショップをしたことなどがありません)
他社で制作した実績を語るぐらいです。
制作に関する、ありとあらゆる勉強をしていますが、販売について勉強をしている制作会社はあまりないので、「売れる」という言葉を過信してはいけません。
3、制作後、放置するホームページに未来はない
制作後、ホームページを更新せず放置する場合は、広告を使わないと集客することはできません。
ホームページは、「制作できた!終わったー!」と思うのではなく、その後の運営が肝です。
「どんなものを作るか?」ではなく「なぜ作るのか?」「その集客はどうするのか?」を考えましょう。
4、ホームページを研究してないと舐められるよ
餅は餅屋で!とプロに頼りすぎていると、良いカモにされてしまう人は多いもの。
ホームページを、制作のプロに任せておいても、時代遅れな制作をする会社はたくさんあります。
そのために、あなたが少しでも勉強をしておく必要があります。
制作前に他社がどんなことをしているのか?ホームページは最近、どんなものが主流なのか?
しっかり研究し、自分なりの知識を少しでも作り、制作会社にお願いするときは、少しでも横から話ができるようにしましょう。
そうでないと、痛い目を見るのはあなたです。
5、検索上位対策でアクセスが上がるのはすでに神話
ホームページ制作でよくある質問として、「検索上位になりますか?」
というものがあります。
「社名で検索上位になって当たり前」ですが、だからと言って、アクセスが上がるわけではありません。
また「仕事+地域名」でアクセスアップすると言う見方も、間違っています。
詳しくはこちら
ホームページで大切なのは、ホームページの内容に、お客様の気持ちを満たす内容があるかどうかです。
検索上位でアクセスアップできる時代は終わったのだと知ってください。
今は、ホームページマーケティングなしに売れる時代は終わっています。
お客様が誰かとシェアしたいと思うコンテンツを作り、アクセスアップを狙いましょう。
6、制作費は3年分の広告費
ホームページのリニューアルを考える時期のひとつの目安として3年があります。
ですから、ホームページは3年分の広告費と考えることが一つの目安です。
そして、広告費の考え方は、利益の約1割と言われています。
雑誌掲載や、その他の広告費を抜き、ホームページ制作は3年の広告費で考えてみましょう。
また、補助金、助成金を使ってホームページ制作を検討する会社も少なくありません。
商工会議所などに問い合わせ、そのような補助金、助成金がないか確認しても良いでしょう。
7、月額保守費用がかかるのが普通のWEB会社
サポートや運営が安定している会社は、必ずお客様から保守費用をいただいています。
ホームページ制作やシステム会社はよく、ブラック会社と言われるほど、利益率が低い仕事です。
近年では、制作で使うソフトのほとんどが、高額の月額料金、そこへ来て技術者の人件費が高いのです。
安定して運営をするには、保守料金がないと何もできません。
ホームページ運営を保守も、サポートもなしに行なうには無理があります。
急にウイルスに感染し、全てのホームページが消えてしまう事態になり困るのは自分です。
近年、ホームページ制作会社が急に消えた!と困るお客様も少なくありません。
その対策のためにも、保険としての保守費用は必要です。逆にそれがない会社は怪しむべきです。
8、ホームページ制作会社の良し悪しは、その後のフォロー体制を確認
ホームページ制作会社を選ぶ時、最終的には、制作会社の担当者とお客様とのコミュニケーションの良し悪しで決めるところが多いようです。
ところが、ホームページ制作会社は制作後、増え続けるお客様と、毎月会話をすることがまずできません。
だんだんとコミュニケーションも薄くなります。
相性の問題もありますが、その後のフォロー体制をしっかり確認して、制作を決めましょう。
9、失敗事例や他社比較
ホームページ制作会社はまず、提案をする時、成功事例をあなたに伝えるはずです。
しかし、何か失敗した事例はないか確認しておくのも大切です。
例えば、管理画面を作ったけど、ほとんど更新をしていない会社の事例。
コミュニケーションが破綻してしまった事例。
また、他社と比較した時の保守料金。フォロー体制。制作概要なども聞く必要があるのではないでしょうか?
ホームページ制作会社は、何社かと比べることで、その会社の魅力や良さが伝わるものです。
比較、検証は2社以上で行いましょう。
10、なんちゃって制作会社はたくさんある
広告代理店はもとより、システム会社、コンサルティング会社等、自社にホームページ制作技術者、デザイナーがいない会社は多くあります。
その場合、制作費用が高くなります。
当然ながら、電◯、博◯堂は広告代理店です。
そういう仕事は、内部で企画、構成が作られているだけで、制作部隊は内側にありませんから高くつきます。
制作代理をしている会社はたくさんありますので、高いな!と感じたら、他でお見積もりを取ることも必要です。
11、ホームページ制作のよくあるトラブル!
ホームページ制作のトラブルとしてよくあるのが、にわか豆知識を制作中にホームページ制作会社に提案してしまうことです。
これにより、コミュニケーションが破綻したり、争いになることが少なくありません。
ホームページはまず最初に、コンセプトや指標を決めます。
その後、構成を作り制作をするので、制作に入った段階で横から提案するのはやめましょう。
デザインを二転三転させ、制作時間を増やしてしまうことはトラブルの元ですし、追加料金が発生します。
他人の意見を聞くのは、制作前にし、制作がはじまってからは自分と制作会社でお互いの意見を共有しましょう。
いかがでしたか?
ホームページは、あなたの自宅をネット上に建てるようなものです。
新築する、改築する、住んでみる、この要素はなんら変わりがありません。
家を建てるとき、あなたはしっかり予備知識を備え作りますよね?
それと同じように、しっかり考え、調べ、制作をすることにより、納得したものができるはずです。
まずは、いろいろな会社で相談し、ホームページの知識を深めてみてはいかがでしょうか?