ウェブデザイナー佐光です。

今日はネットショップでいち早く売上をあげるお話です。

 

その前にそれに関連する、私のデザイナー人生の話を書きます。

私のデザイナー人生は、25歳からスタートしました。

どこの学校に通ったわけでもなく、どこかで仕事をしたわけでもなく、、、

 

画像ソフトやウェブ制作のソフトの使い方さえ知りませんでした。

そもそもパソコンというものをほとんど触ったことのない人生を送っていました。

高卒で漢字もろくに書けないような勉強っぷり。ビジネス本一冊も読めなかった25歳でした。

 

そんな私が26歳2歳の子持ちバツイチで独学で起業。

1年目に本業で稼げた金額は年間200万もなく、ほとんど生活費、養育費に変わり手元に残るものは何もない状態。

なんだかんだで、ネットでオークション系の副業をしつつ日々を過ごしていました。

 

私はその後ネットショップを始め、開店から1年間は苦しみもあったものの、なんとか2名を雇えるようになりました。

実際のネットショップの売上では毎月200万にも満たないものの、起業当時の年収を考えればびっくりする金額でした!

しかも仕入れ額はそのうちのわずか2、3割程度です。

 

私には本業があったので、会社の利益としては普通に生きていける程度稼げるようになっていました。

 

売上をあげる法則はずっと昔から一緒

ここで、私が、売上を始めるために、最初にお金をかけて行ったことがあります。

それがモデリングです。

 

実際に売れている人のノウハウを真似して再現することを意味します。

これはビジネスでは当たり前の成功法則ですよね。

 

保険業界や営業の世界ではまず始めにしなければならない勉強です。

優秀な社員のノウハウをテンプレート化し、それを他の社員にも適応させ社内で勉強。

フランチャイズはこれの典型的なものです。

 

これは商品であっても同じです。

例えば、ルンバが流行れば、どのメーカーもこぞって同じような商品を出しましたよね?

あれです。

 

私もネットショップを始める前、お手本にしようとティファニーの通販を研究したり、楽天で実際に売れているショップの真似をし学びました。

でも、このモデリングはには落とし穴がありました。

モデリングの落とし穴

実際に私がネットショップで100万を越えるのに、2年以上かかってしまいました。

これは私が完全に、私のミスです。

ネットショップでいち早く売上をあげないと通常は運転資金が枯渇します。

ですから早い対策が必要だったのですが、私の場合本業が忙しく、仕入れも安かったため、まぁなんとかなるだろうと考えてしまっていたのです。

 

その後、売上が上がる前に銀行さんにお世話になることになります。

ここで、やっと、危機的状況にさらされていると感じることができました。

(※現在ネットショップはほぼ撤退、ホームページ制作に力を入れています)

 

私が売上までに時間がかかった理由としては、
1、広告を使うことを躊躇していた。
2、商材を広げることができなかった。
3、商品ページの改善ができていなかった。

この3つです。
これさえ早くできていたら、早くに売上を達成できていたと思います。

 

ネットショップを加速させる簡単な方法

私はネットショップ実務士の先生の資格を持っています。

これを学ぶ時、一番最初に感じた事は、

「この知識もっと前に欲しかった」

でした。

 

他者を客観的に見て、モデリングするには、時間がかかりすぎるし、見えない側面がありすぎます。

時間はお金です。逆に言えば、お金で時間は買えます。

ネットショップで売上をあげているかどうかは、学びの差にあると思います。

 

いかに情報を仕入れて実行するか?
いかにデーターを見て改善を繰り返すか?

これです。

 

情報を得るために抑えておきたいこと

あなたはこれを読んでこんな風に考えていませんか?

  • ネットショップをやってる人は周りにたくさんいるし話は聞ける!
  • 本を買って読めば、きっとうまくいく!
  • モデリングはわかった、すぐにドカンと稼げるはず!
  • 他人の話なんか参考にならない。
  • お金がかかることはあまりやりたくない!

と。

こんなことを考えていたら、それは私の稼げなかった頃と全く一緒です。

いつかいつか、、、と思っていたりもしたけれど、結局やらなかったり。

モデリングできるような本をいくつか買ったけど、改善されたのかわからない。

時々、神の声みたいに「安価で広告出しませんか?」みたいな広告詐欺を受け、売上が伸びず。

こんなことを繰り返していました。

 

結局一番有効だったのが、

1.売上のための正しい道筋を作る

2.それにそって、ページを作る

3.そこに広告をかける

 

でした。

 

売上をあげたお客さまの事例

弊社のお客さまで、『桐箱屋さん』という楽天ショップをもたれたお客さまがいらっしゃいます。

このお客さま。平均単価3000円ぐらいの商品を販売されていますが、月の売上は平均400万〜600万あたりを推移しています。

 

基本的に広告運用をされているのですが、最初は同じように広告運用をしても売上をあげる事ができませんでした。

しかし、売れていない時は、その『広告を出せば売れます』という言葉を鵜呑みにして、広告を出してしまうんですよね。

 

そこで、弊社にご相談を頂き、商品開発から携わりました。

 

販売するのは『乳歯ケース』と決まっています。

■まずそこにどんなデザインをいれるか?を市場調査して決めました。

■そのデザインからターゲット像を作り、その人に訴えかけるコピーを作りました。

そのコピーは『わが家の王子様、お姫様へ』です。

 

そして、これを元に商品ランディングページを作成。

広告は、イベント時に値引きするというクーポンです。

 

この広告運用で、うまく行き、他のページにもランディングページを作るようになりました。

 

知識よりも行動

売上をあげるための公式として、まず情報が必要です。

しかし、情報ばかり仕入れていても、行動が伴わなければ結果が伴いません。

結果を出すには、まずは行動してください。

そうしなければ、私のように、落とし穴にはまる結果となってしまいますよ。