WEBデザイナーになって12年目。佐光です。
これまで電通の仕事や楽天などのページを制作してきました。
今日はその中でもWEBの販売についてのお話です。
2004年、ただの主婦でWEBさえ知らなかった私が、
2005年には個人的に受注しホームページを作っていました。
そして2006年に事業主へ
最初の最初からお客様は
「ホームページでこれが売りたい!」
と言われていました。
半年でHTMLとデザインをマスターしただけの私がいきなり
セールスを任されたのです。
この時から私はずっとずーーーーーと、売ることについて考え続けています。
WEBで売る方法はすでに2008年にわかっていた
私がホームページで売る方法を得たのは2005年、
webデザイナー駆け出し時代です。
私はその時、縁あって、
「モノは感情で売るんだよ!」
とアフィリエイターの友達に教えてもらい実践していました。
2005年当時それはとても簡単にできました。
感情を込めてブログを書けばいいのです。
ただこれだけのことでした。
おかげで、私は自分のホームページを
ブログから売ることをたやすく感じていました。
そして、それをもっと具体的にわかり出した2008年。
私は、ダイレクトレスポンスマーケティングの手法を利用し
上場企業のシノケン不動産のランディングページを作っていました。
しかし実は私がきちんとそれが
「マーケティングの手法であった、、、」
と知ったのは最近のことです。
デザインもそうなのですが、
ものごとが上から見えるようになるには、
しっかり勉強し、たくさんのモノを見た後なんですよね。
多くのマーケターが気がついていない売り方がある
ある有名なマーケターのセールスライティングを学んでいる時に
気がついたことがあります。
マーケターが作ったランディングページは
根本的な要素が抜けているのです。
しかし有名なマーケターはそんなことを知らず
こう言ってました。
「自分たちがホームページ業者、あるいはデザイナーに指示してランディングページを作ればいい」
もちろん、マーケターは
ランディングページの基本的な要素を理解していて
その構成を完璧に作ることができます。
しかし、そこでWEBデザイナーに作らせると
完璧にならないのです。
それは何故か???
デザイン心理学を知らないからです!
読みやすい文字の長さ、
使えば良い写真の選別
効果的な書き方や色使い。
これをデザイナーに指示できないわけです。
プロのWEBデザイナーは美術は完璧かもしれません。
だけど、デザイン心理学など、ほとんど持っていないのです。
むしろ、綺麗なWEBデザインだけを作る人には
心理学でデザインを作るのは難しいのです。
ウェブを教える中でわかってきたこと
最近自分が講師をするようになって
自分が知り得るデザイン学やマーケティング知識を持ってる人が
あまりにも少ないと感じています。
販売には
リード→コンバージョン→ライフタイムバリュー
という順路がありますが、みんな、どこでどの手法を使うべきなのかわかっていないのです。
ホームページというのは、ほとんどリードの部分に使いますが
たとえば、「LINE@はどの部分で一番効果的に使えるのか?」
こういったことを知らない人が多すぎます。
この答えは、最後のライフタイムバリューです。
これと同じように
ホームページでモノを売るには、知識と技術と努力の合わせ技
だということを理解していない人が多いと感じます。
知識だけで売ろうとしている人
綺麗なデザインだけで売ろうとしている人。
これは本人の自己満足にすぎません。
多くの人が売りたいと思いながら売る勉強を怠る。
そしてWEB業者はデザインやプログラミングにこだわる。
じゃあ、誰がウェブでものを売ってくれるの?
それってもちろん、自分ですよね。自分しかいないはずです。
ちゃんと知ってください。ウェブからモノを売る方法。
誰かからのモデリングももちろん必要です。
だけど、ほとんどのWEBの販売知識は古いです!
それがわかるように勉強していきましょう。